女性同士のセックスでもHIVは感染する!アメリカからの報告

女性同士

女性同士(レズビアン)のセックスでもHIVに感染??

アメリカ発、Centers for Disease Control (CDC)が発行するThe Morbidity and Mortality Weekly Reportによりますと、先頃、今までは証明されていなかった、女性同士(レズビアン)のHIV感染例が初めて報告されました。
kokeshi120

過去にはなかった、女性同士(レズビアン)のセックスによる感染例

現在までは、女性同士のセックスではHIVは感染しないと信じられて来ました。過去にいくつか行われた研究においても、女性同士(レズビアン)のセックスでHIVを感染させるのは不可能だとの結果が報告されています。実際には、レズビアンであってもHIVに感染した例はありますが、感染経路としては、HIVポジティブの男性からや、血液汚染された注射針からであったのではないかと考えられています。というのは、過去のこれらの感染女性たちは、レズビアンであっても稀には男性とのセックスもしていたり、麻薬の常習者であったりと、他の感染ルートがあったことが分かっているからです。言い換えれば、女性とのセックスによる感染とは証明できなかったのです。

初めての症例

今回テキサスで報告された症例では、新たにHIVに感染したこの女性は、明らかに女性同士(レズビアン)のセックスによって感染したとされています。男性とのセックスはここ何年もしたことがなく、麻薬の使用もなし、入れ墨や鍼治療などの経験もなかったそうです。唯一の感染経路として考えられるのは、HIVポジティブの女性とのセックスで、6か月間ほどの交際期間中、バイブレーターなどの器具を使ったセックスの経験もあり、その際には、多少の出血も見られたとのことです。それらの器具は、二人の間で共有されていました。

相手女性は治療を途中で放棄していた

感染源である相手女性は、2009年にHIVの診断を受けて以降、薬物治療を受けていましたが、ほどなく中止していました。女性への新たな感染が発覚してから、この二人のウィルスのDNAを調べたところ、ぴたりと一致し、この相手女性からの感染であることが証明されました。この時点での相手女性のRNA量は、69,000コピー/mlだったとのことです。AIDSの発症を抑えるために推奨されるRNA量が200コピー/ml以下であることを考えると、この女性のRNAが非常に高いことが分かります。

女性同士(レズビアン)の感染を予防するには?

Centers for Disease Control (CDC)は、レズビアンのカップルでどちらか一方だけがHIVポジティブの場合、カウンセリングを受け、感染予防についてのアドバイスを受けるように推奨しています。具体的な感染予防対策としては、バイブレーターなどを使用する場合は、コンドームを装着し、相手が使用する際には取り替えること、出血がある場合はセックスを控えること、などがあります。また、きちんとした薬物療法を継続し、RNA量を極力抑えることは言うまでもないでしょう。女性同士(レズビアン)の感染のリスクは非常に低いことは事実ですが、ゼロではないことを念頭に置いておきましょう。

参考リンク
Centers for Disease Control and Prevention

自宅で性感染症の検査が出来ます


性病検査キットの検査は登録衛生検査所で実施します。検出精度/信頼性共に医療機関と全く同じです。

関連記事

ページ上部へ戻る