HIVキャリアの平均余命を勝手に算出

余命 寿命

HIV感染者の寿命を勝手に算出

現代の医学ではHIV感染者も健常者と同じ位生きられるようになりましたが具体的にはどれ位の寿命があるのか?調べてみました。
 
UK Collaborative HIV Cohort Study(BMJ誌電子版)に興味深い記事を見つけましたので参考にしています。
 
抗HIV療法(投薬)によりエイズ発症が抑えられた事でエイズによる死亡者は先進国では殆どいなくなりました。
 
ではHIVに感染しCD値(血中1立方センチメートル当たりに含まれるCD4の値)が350個/mm3(白血球T細胞)以下、つまり投薬開始してからどれくらいの余命があるか気になるところです。
 
UK Collaborative HIV Cohort Studyでは20歳のHIV感染者がCD4 350個/mm3(白血球T細胞)以下になり、投薬開始して何年生きられたか検証しています。治療開始時期ごとにデータとり医学の進歩が余命にどの程度関与できているかも調査しています。

(1996~2008年)
96~99年に治療開始:平均30.0年
00~02年に治療開始:平均39.4年
03~05年に治療開始:平均43.1年
06~08年に治療開始:平均45.8年。

又、CD4(白血球T細胞)の数値による平均余命は以下の通り(20歳時点)

100個/mm3未満:平均37.9年
100~199個/mm3:平均41.0年
200~350個/mm3:平均53.4年

では英国健常者の平均寿命はどうなのでしょうか?
厚生労働省のデータによると当時の英国の平均寿命は以下になります。

(1996~2008年)
96~99年:平均75~80歳
00~02年:平均76~80歳
03~05年:平均76~80歳
06~08年:平均77~81歳

このデータから当時の英国人の場合、健常者と比較してHIV感染者は余命が短い事がわかります。

(1996~2008年)
96~99年:男17.1歳~女22.1歳 短い
00~02年:男16.6歳~女20.6歳 短い
03~05年:男12.9歳~女16.9歳 短い
06~08年:男11.2歳~女15.2歳 短い

まとめ

健常者とHIV感染者との寿命の差は現在では更に短く(近づいている)なっています。
 
CD4が低い状態では期待できませんが早期に発見できれば健常者と同等の寿命が期待でき、治療方法が発明される未来までの余命は期待できそうです。
※数値は保障するものではありません。勝手に算出していますので参考程度に考えて下さいね
 

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