HIV陽性者が恐れる日和見(ひよりみ)感染症

日和見感染症

HIV感染者が恐れる日和見(ひよりみ)感染症について

日和見を辞書で調べると
 
“「日和見」は、天候の状態を予測することから転じて、周囲の情勢をうかがって、自分の利益になる方をとること。いずれもそのような態度や行為をさげすんでいう語。”
だそうです。
 
HIV感染者が恐れる日和見感染症と意味とかなり違うような気がします。
 
HIV感染者が恐れる日和見感染症とはHIVに感染し免疫が低下した時にかかる感染症の事を言います。
hiyorimi150免疫力は血中に含まれるCD4で管理され、この値が低くなる事で発症しやすくなります。
 
このCD4の値は健常者で1000個/mm3(白血球T細胞)程度あると言われていますがHIVに感染すると時間と共に少しずつ破壊され200個/mm3(白血球T細胞)程度になると日和見感染症の可能性が高くなります。
 
日和見感染症が発症する事でエイズ発症とはならず、感染した感染症もしくは病気が厚生労働省が定める23の疾患に一つでも当てはまればエイズ発症(エイズ期)となります
 
皮膚に斑点が出来る”カポジ肉腫”、舌や頬の内側などにできるカビのような白斑”カンジダ症などが有名です。

厚生労働省が定める23の疾患
カンジダ症
クリプトコッカス症
コクシジオイデス症
ヒストプラズマ症
ニューモシスチス肺炎
トキソプラズマ症
クリプトスポリジウム症
イソスポラ症
化膿性細菌感染症
サルモネラ菌血症
活動性結核
非結核性抗酸菌症
サイトメガロウイルス感染症
単純ヘルペスウイルス感染症
進行性多巣性白質脳症
カポジ肉腫
原発性脳リンパ腫
非ホジキンリンパ腫
浸潤性子宮頚癌
反復性肺炎
リンパ性間質性肺炎/肺リンパ過形成
HIV脳症
HIV消耗性症候群

 
HIVに感染してしまった患者は日々、日和見感染症を発症しないように投薬治療を行いCD4の値をコントロールして行くこととなります。
 
HIV感染者の余命を勝手に算出”記事でも書きましたがCD4の値が低いと投薬治療を行っても余命が短くなるデータが出ています。
 
エイズを発症しなくても免疫力(CD4)の値が低い為に、癌などの病気になりやすいからなのでしょう。
 
CD4の値が高いうちにHIVの感染に気が付く(早期発見)事ができれば、現在の医療ではエイズ発症を完全にコントロールできます。糖尿病のような”「慢性疾患」と同じだ”という方もいます。いきなりエイズを発症しない為にも、HIV検査が重要になってきています。
 

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