HIV感染者の半数以上にみられる皮膚疾患!脂漏性皮膚炎!

脂漏性皮膚炎 皮膚

HIV感染者の半数以上にみられる皮膚疾患!脂漏性皮膚炎!

HIVに感染した方の脂漏性皮膚炎発症率はなんと!30%~83%!!
HIVに感染した方の比較的初期段階からみられる皮膚疾患で、脂漏性皮膚炎を発症した事でHIVの感染が分かったケースも少なくありません。
 
しかしながら脂漏性皮膚炎はHIVに感染していなくても乳児・40代~50代男性にも良くある皮膚疾患なのでHIV/エイズ感染と紐付する事は出来ません。
 
では脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)とはいったいどんな皮膚疾患なのでしょうか?
 

脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)とは?

脂漏性皮膚炎は皮膚の表面を保護する皮脂(あぶら)が多くなり、皮脂中に含まれるマラセチア真菌が過剰に繁殖したために炎症を起こしています。

マラセチア真菌は誰にでもある真菌で通常は免疫が抑え込んでいるために問題は起きません。
 
脂漏性皮膚炎200
その他に下記のような場合にも発症します。
皮脂中の過酸化脂質により刺激
ビタミン欠乏(B2・B6)
アルコール依存
ストレス
糖尿病
肝疾患
 
脂漏性皮膚炎(Seborrheic dermatitis)写真
 
慢性化すると治療が難航し完治までに数年かかる事もありますので早期に治療をすることをおすすめします。

HIVに感染するとなぜ?脂漏性皮膚炎を発症しやすいのか?

脂漏性皮膚炎発症率
HIVに感染していない方の発症率:3%~5%
HIVに感染した方の発症率:30%~83%
 
上記の発症率を見て頂くとわかるようにHIV感染をしているとかなりの確率で脂漏性皮膚炎を発症することがわかります。
 
これは前項で「マラセチア真菌は誰にでもある真菌で通常は免疫が抑え込んでいるために問題は起きません。」と説明しましたが、HIVに感染すると免疫が徐々に失われるためにマラセチア真菌を抑えられずに発症しやすくなる為です。
 
つまり健康な方でも病気を患った後であるとか疲れている時に(免疫力が低下している時)同様の現象が起きる可能性があります。
 

こんな時はHIV検査を受けた方が良いかも

脂漏性皮膚炎はHIV感染をしていない方でも発症する可能性が十分にありこれだけではHIVに感染しているとは言えません。

しかし、以前にHIVに感染するような行為があった場合には少なからず可能性がある事を認識する必要はあります。
 
又、脂漏性皮膚炎は皮脂分泌が盛んな赤ちゃんとか高年齢の男性に多い皮膚疾患なのでそれ以外の方、若い健康な方が理由もなく発症した場合や一般的な部分 顔面や頭部以外(陰部、臀部など)で脂漏性皮膚炎になった場合にも念のためHIV検査をする事をおすすめいたします。
 
HIVに感染しているかは通常の皮膚科の検査では行いません。HIV検査は本人が検査をしたい旨伝えないと検査をしてくれないことが多いので注意してください。
 

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