膣トリコモナス症!性行為以外からの感染もあり?

膣トリコモナス症

※写真に意味は御座いません。トリコモナス->トウモロコシ??
 

膣トリコモナス症の感染者の年齢層は幅広い

膣トリコモナス症は、膣トリコモナスという目では見えない原虫による感染症です。膣トリコモナス症は、他のクラミジアなどの性感染症が、10代から20代の若い人に多いのに対し、感染者の年齢幅が広いことが特徴です。

その理由としては、感染経路は主に性行為ですが、男性の症状がほとんどないこと、また、下着、濡れたタオル、検診台、便器、浴槽など、性行為以外からの感染の可能性もあることです。

女性には様々な強い症状

女性では、主に膣に感染しトリコモナス膣炎を発症しますが、子宮頸管や膀胱、尿道などにも感染します。膣炎の症状としては、外陰部や膣に強いかゆみや、ヒリヒリ感を生じます。

また、おりものが泡立ったようになったり、悪臭の強い、緑がかった黄色い膿のようなおりものが下着を汚したりします。2~5割の方で症状が出ない場合もありますが、膣が赤くなる症状は75%、いちご状の子宮膣部は90%の人で観察されます。外陰部や膣から卵管まで感染が拡がると、不妊の原因になることがあり、妊娠中の感染では早産になることがあります。

症状が出ることが少ない男性のトリコモナス症

男性の主な感染部位は尿道ですが、前立腺などにも感染する場合があります。排尿時に痛みを感じる程度の尿道炎の症状が出ることがありますが、ほとんどの場合無症状です。

また検査をしても陰性のこともあります。そのため、感染を自覚していないことが多く、積極的に検査や治療に行かないことがありますが、女性に症状が出た場合には、パートナーに症状がなくても、一緒に治療しないと再発を繰り返すことになります。

治療は飲み薬と膣錠

メトロニダゾールという原虫薬の飲み薬を10日間服用します。また、女性の場合、メトロニダゾールの膣錠または膣坐剤を使用することもあります。パートナーと一緒に、同時期に同期間治療をすれば、再発も少なく予後は良好です。

症状が無くなり、検査でトリコモナス原虫が陰性になれば治癒とみなされます。ただし、最近ではメトロニダゾールが効かない耐性のトリコモナスも確認されており、その場合には、量を増やして再投与する方法で対処しています。

他の性感染症の合併

膣トリコモナスに限らず、性感染症がある場合、他の性感染症も合併していることが多いことがわかっています。また、治療が遅れれば、感染が拡がり不妊など予後が悪くなる可能性もあります。

不安がある場合には、早期発見、早期治療が重要です。是非、パートナーと一緒に検査を受けましょう。

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