日本3大性病 性器ヘルペス!40代以降の女性に多い

性器ヘルペス

3大性病!性器ヘルペス

性器ヘルペスは、単純ヘルペスウイルス(HSV)というウイルスが感染して発症する性感染症です。報告が義務付けられている性感染症のうち、性器ヘルペスの占める割合は、女性では、性器クラミジア感染症の60%に次いで約20%を占め、男性の約2.4倍と報告されています。

また男性では、性器クラミジア、淋菌感染症に次いで約10%と報告されています。男女とも年齢があがるにつれて性器ヘルペスの割合が増え、特に40代以降の女性および60代以降の男性では、性器ヘルペスが最も感染者の割合が高くなります。

出来る場所は違っても同じウイルスの種類

HSVには、1型(HSV-Ⅰ)と2型(HSV-Ⅱ)があり、1型は主に口や唇に感染し口唇ヘルペスの原因となり、2型は主に性器に感染すると言われていました。しかし、オーラルセックスなどにより、1型と2型は混在するようになっています。

いずれも、ヘルペスウイルスは一度感染すると、身体の中に潜んでいて、何らかの原因で免疫力が低下すると、再び症状があらわれ、再発を繰り返します。治っても1年以内に8割以上の人が再発し、1ヵ月に2~3回から、少ない人で1年に1~2回再発を繰り返し、完治は難しく、非常にやっかいな病気です。

初めて感染した時と再発の症状

感染していても、全く症状の無い人もいます。しかし、初めて感染した時には、症状が強い場合が多く、感染後2~10日間の潜伏期の後、突然38℃以上の発熱や倦怠感とともに、女性では外陰部、膣前庭部、会陰部などの性器や子宮頸管、男性では、亀頭、陰茎部、アナルセックスによって肛門周囲や直腸、膀胱などに症状が現れます。

最初は違和感や軽い痛みを感じる程度ですが、その後1~2ミリの水ぶくれができ、2~3日すると破れて潰瘍になり激しい痛みがあります。1週間前後が最も症状がひどく、そのため排尿が困難になったり、歩けなくなったりする人もいます。再発の場合にも、性器やおしり、太ももなどに水ぶくれや潰瘍ができますが、症状は最初の感染時より軽く、早く治ります。

性器ヘルペス感染症(Genital herpes infection)写真

治療と再発の追っかけっこ

2i6WLK8rlQpPWZO1405150875_1405150934初発で2~3週間、再発で1週間程度で自然に治癒しますが、完治ではなく、ウイルスは体内に潜んでいます。症状が出始めた時に、ウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬を5~10日間服用することで、症状を軽くすることが出来、また早く治ります。

症状が出た時に服用する方法で、頻繁に再発を繰り返す場合には、抗ウイルス薬を1日1回1年間続けて服用する抑制療法を行うこともあります。再発には免疫低下が関与していますので、HIVの合併なども考慮する必要があるので、検査しておくことが必要です。

感染予防が重要

性器ヘルペスは一度感染すると、再発を繰り返すやっかいな病気です。また現在の治療方法では、症状が現れていないウイルスが潜んでいる状態の時には、効果がありません。

しかし、症状が現れていない時期でもウイルスを排泄している場合があるため、予防が重要です。そのためにはコンドームの使用は必須ですが、性器以外にも水疱や潰瘍がある場合もあるため、完全な予防にはなりません。やはり、パートナーが多いほど感染の確率は高まることを、頭に入れておくことが重要です。

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