毛じらみ症は吸血昆虫が原因!兎に角、痒い!!

毛じらみ 痒い

毛じらみ症は吸血昆虫が原因

性感染症というと梅毒や淋病、AIDSなど深刻な病気を思い浮かべますが、毛じらみも性感染症のひとつです。毛じらみ症は重症化することがない性病ですが激しい痒みを伴います。毛じらみはシラミの一種で吸血昆虫が媒体となり感染します。吸血昆虫の成虫の体長は雌で約1㎜〜2㎜、雄では0.8㎜〜1.0㎜で肉眼で確認するのは困難です。

成虫が陰毛の間を動いている場合はフケのように見え、陰毛の毛根に潜んでいる場合はシミのように見えます。成虫の卵は陰毛に産み付けます。
卵の色はグレー様の白色で光って見えます。卵は6日間ほどで成虫になり約1か月間は生息し続けます。生息している間は約30個から40個の卵を産むと言われています。

毛じらみ症の感染経路と症状

感染経路としては陰毛が接触することで感染するので性感染症の部類に入りますが、多くの人が利用する公衆浴場やタオル、シーツ類を介して間接的に感染したり、母子間感染も起こします。成虫は陰毛のほか腋の下や胸毛、肛門周囲などにも寄生します。オーラルセックスでの咽頭への感染はありませんが、ひげが長い場合は感染の恐れも考えられます。

症状としては「掻きむしりたくなるような激しい痒み」と、よく表現されますが、我慢できないほどの激しい痒みを伴います。赤みや発疹、発赤などはなく感染した部分に痒みの症状があらわれるだけです。まれに痒みを訴えない人もなかにはいますが、ほとんどの人は痒みを伴います。痒みの症状は男女共に共通してあらわれます。

痒みも感染してすぐに症状としてあらわれるのではなく、感染後約1か月から2か月後に症状が発症します。また毛じらみが吸血した時の血痕が肌着につくので血液に気づき来院する患者さんもいます。もし普段の痒みと違う激しい痒みを感じたり、成虫を自分で見つけた場合は皮膚科や性病科を受診します。男性では泌尿器科、女性では婦人科の受診でも良いでしょう。

毛じらみ症の治療

毛じらみ症の治療は毛じらみが生息している陰毛やその他の部位の剃毛(毛を剃ること)が確実とされています。しかし、陰毛の毛を剃ってしまい私生活に都合の悪い場合には殺虫剤のフェノトリンパウダー(商品名:スミスリンパウダー)を成虫の生息している陰毛に散布します。散布後1時間から2時間後に洗浄します。

これを2週間の間に4回から5回続けます。そのほかスミスリンシャンプーは3mlから5ml を塗布し5分経ったら洗い流します。これらは成虫のみに効果があり卵には効果を発揮しません。卵が成虫に生まれ変わる時期を見計らい3日から4日ごと繰り返し行うことが大切です。この二つは処方箋なしで、一般の薬局で購入することができます。痒みの症状がなくなり卵も排除されれば完治とします。

毛じらみにはコンドームは効果がありません。また感染の伝達も早いので家族やパートナーのいる人は速やかな対処が重要になります。もし、毛じらみと診断されたら寝具類などドライクリーニングをするのも良いでしょう。

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