彼の精液に血が!?性病?血精液症は前立腺炎の疑い

血精液症

精液が赤い!!

精液に赤く色がついていたら、二度見するほど驚くのではないでしょうか?

赤く色がついたのは、精液に血液が混じったからです。これを血精液症(けつせいえきしょう)と言います。出血が新しく量が少ない場合にはピンク色程度に染まり、出血量が多い場合にはトマトジュースのような真っ赤になることもあります。

一方、茶褐色で血液の塊が混ざっているような場合には、出血から時間が経っていると考えられます。精液のほとんどは、精嚢(せいのう)と前立腺からの分泌物なので、出血部位はほとんどの場合、精嚢か前立腺と考えられます。

射精の時に痛みがあることはほとんどありませんが、逆に痛みがあれば炎症や感染が考えられます。同時に、トイレの回数が増える、残尿感がある、排尿時の痛みなど、他の症状の有無についても注意が必要です。

血精液症の原因は?

ほとんどの場合、精嚢または前立腺に、何らかの病原菌が侵入して起きた炎症ですが、まれに精巣、精巣上体、精管、精嚢、前立腺など精子の通り道となる部分の腫瘍や膿疱、結石などの場合があります。

特に40歳以上の場合には、前立腺がんなど悪性腫瘍を含めた詳しい検査をする必要があります。ただ、検査をしても原因が確定できない場合もあり、特発性血精液症と診断されます。射精時のいきみで精嚢の細かい血管が切れて出血した場合などです。

どんな検査が必要でしょうか

まず、精巣や精巣上体の診察と、直腸診で前立腺と精嚢を触診します。超音波検査、尿検査、血液検査、精液検査なども行われます。40歳以上の場合は、前立腺がんの検査として、血液検査でPSAという腫瘍マーカーを調べます。

これらの検査で異常が認められない場合には、様子を見ることになります。前立腺炎など何らかの原因が確認されれば、それに対応した治療を行うことになります。異常が見られなかった場合でも、繰り返し血精液症が起こるようであれば、専門医でMRIやCTなど詳しい検査をした方が良いでしょう。

血精液症の若い方の39%が炎症または感染症

血精液症の若い方の39%が炎症または感染症であったという報告があります。そのため、性病を念頭に入れた検査が行われることがあります。特に、血精液症の他に、尿に膿が見られたり、排尿時痛、頻尿などの症状がある場合には、性病の可能性があります。性病の場合には、パートナーも産婦人科で一度検査をするようにしましょう。

血精液症になったら

血精液症になると、精嚢にたまった古い血液がすっかり無くなるのに1~2ヵ月かかる場合があります。血精液症でもセックスは問題がありませんが、新しく出血した時には感染する場合もあるので、少し控えたほうが良いかもしれません。

精液に血液が混ざったとしても、多くの場合は、何も問題がないと思われますが、不安を抱えて過ごすよりも、一度医師に相談してみてはいかがでしょうか。

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