オーラルセックス6人以上で喉頭がん罹患率が3.4%上昇!

オーラルセックス

女性だけじゃない!?男性にも癌をもたらすヒトパピローマウィルス

HPV(ヒトパピローマウィルス)が子宮がんの原因の一つである事は、大分前から一般的に知られるようになってきました。このウィルス自体は珍しいものではなく、実は多くの人々が感染していると考えられています。しかし、感染から数年後に女性に子宮頸癌をもたらす意外には、特に症状を見せないので、自分が感染している事に気づかない人が多いのです。

さて、このHPVですが、喉頭がんの原因としても知られており、2007年にアメリカで行われた研究では、以下の事がわかっています。

・生涯で6人以上のパートナーとオーラルセックスをした場合、喉頭がんの罹患率が3.4%上昇する
・生涯で26人以上のパートナーと性器でのセックスをした場合、喉頭がんの罹患率が3.1%上昇する
・より多くの人とオーラルセックスをすることで、喉頭がんのリスクが少しずつ上昇していく

オーラルセックスを含まない、性器のみのセックスでは、喉頭がんのリスクはほとんど上がりませんが、女性にとっては、パートナーの数が増えれば増えるほど、子宮頸がんのリスクが上がる事になります。

本来、HPVは男性が性器感染していても症状が出る事はなく、男性の性器がんの原因となる事はありません。ですが、オーラルセックスをする事により、女性の性器に生息しているウィルスが、男性の喉へと移行し、数年かけてがんを発症させるのです。
 

予防のためにはワクチン接種を

このHPVに対するワクチンが、数年前に日本にも導入されました。欧米諸国と同様に、中学一年の女子に対する接種が奨励されています。これは、性交渉初体験の前に接種する事で、感染のリスクを大幅に下げる事ができるためです。女子への接種によって、男性から女性への感染を断ち切る事ができ、結果的に、女性から男性への感染のリスクも下がります。
 

他にも多くの危険をはらんだオーラルセックス

性感染症は、性器でのセックスだけでなく、オーラルセックスでも同じように感染します。しかも、オーラルセックスの場合、口腔内に感染していても自覚症状がないことが多いため、感染している事に気づかず、相手にうつしてしまう場合が多いのです。オーラルセックスで感染する主な性感染症には、クラミジア、淋病、梅毒、ヘルペスなどがあります。性器にこれらの感染が見られる場合、そのうちの10〜30%が、口腔内にも同様の病原体を保有していると言われています。

更に、オーラルセックスの場合、コンドームを使う人の割合はわずか2割に過ぎません。日本人は世界的に見てもコンドームの使用率が低く、性器でのセックスでもその使用率はわずか42%です。この数字を見る限り、日本人の性感染症への危機意識はまだまだ低いと言えます。

コンドームの使用目的は避妊だけだと思っている若者が未だに多くみられ、その使用率が伸び悩む中、セックスの際にオーラルセックスを行うカップルは7割以上と言われています。これはつまり、オーラルセックスでの性感染症の感染リスクが、この日本では非常に高い事を意味します。更には、ある種の風俗店では、性器によるセックスの代替としてオーラルセックスを主なサービスとしており、コンドームの着用はおろか、客が従業員に対してクンニリングスをすることも認められています。これでは、性感染症のリスクと同時に、冒頭に述べたように、喉頭がんのリスクも非常に高くなります。

一時の快楽に溺れて重大な結果を招く事のないように、予防策をしっかりととること、つまり、コンドームの着用及び不特定多数とのオーラルセックスをしないことを、心がけましょう。

参考リンク:MNT 
関連:感染力”強”オーラルセックスだけでも感染する性病!

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