スーパー淋病は抗生物質が効かない!治療薬がない恐怖の性病

スーパー淋病 抗生

抗生物質の効かない「スーパー淋病」について

淋病は抗生物質で治療できるという説がなくなりつつあります。
現在、新たに多剤耐性菌「スーパー淋病」という抗生物質が効かない病気が日本と韓国の風俗店で発見されたという報告があります。日本においては一症例の報告があるのみですが、抗生物質が効かなければスーパー淋病が蔓延する可能性もあります。

スーパー淋病はH041型で日本をはじめ、英国やオーストラリア、フランス、スウェーデン、ノルウェーなどで感染者が報告されています。死亡者の確認は現在のところ報告はありませんが、スーパー淋病の感染が広がれば死亡者もあらわれるれる恐れがあります。

従来の淋病では静脈注射や筋肉注射、また内服薬などセフトリアキソンやセフィキシムなどの抗生物質を1週間ほど服用または注射をすれば完治する性病でした。しかし、スーパー淋病ではペニシリン系やセファロスポリン系の抗生物質にも耐性で、世界保健機構(WHO)も危険な性病として注意を促しています。

淋病に感染した男性の場合は潜伏期も短く、また自覚症状として排尿時の激しい痛みや尿道からの膿分泌、尿道の痒みなどがあるので分かりやすいですが、女性ではおりものの増加や不正出血、下腹部痛などがあるものの症状に乏しく、感染が広まる原因とされます。また女性が感染に気づかず治療を放置すれば将来的に不妊症の原因にもなります。

今回発見されたH041のスーパー淋病は感染力が強く感染すると膿毒症状を起こします。(膿毒症とは敗血症の一種でバクテリアが血中に侵入し他の部位へ入ることです。)

さらにショック症状を発症し数日以内に死亡するという恐ろしい性病です。従来の淋病では感染力も弱く、感染したとしても抗生物質の内服で治療できました。

しかし、このスーパー淋病は抗生物質に耐性でしかもAIDSと同じくらい死亡率も高いとされています。そして感染力が強いことから性行為だけではなくプールなどの公共施設やお風呂場などから感染の危険も考えられます。

現在のところスーパー淋病に有効な治療薬はなく、セフトリアキソンの抗生物質が通常の淋病に効くのみです。
スーパー淋病に関しては開発が期待されている状態です。

それでも風俗店に行きますか?不特定多数は危険です。

性病の予防法はコンドームの使用が基本ですが、性行為をするパートナーを決めて風俗店に通わないのが賢い予防法ではないでしょうか。

ただしスーパー淋病に関しては感染力も強いことから公共施設で感染してしまう恐れもあります。また海外へ旅行した時に、見知らぬ異性と性行為を持たないことも大切です。

性病はどこに潜んでいるか分かりません。性病の中には抗生物質を治療薬とし使用するものもあります。抗生物質の効かない性病がこれ以上増えないことを望みます。

関連:淋病!性行為による感染率は約30%!

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